足関節捻挫・足関節果部骨折(Cotton骨折など)・アキレス腱断裂など様々な傷病名がありますが、中でも捻挫が私生活で多いのではないでしょうか?
足関節捻挫には内返し捻挫と外返し捻挫があります。大半は内返し捻挫が多いのでここでは内返し捻挫について少し説明させて頂きます。
接骨院では健康保険が利用出来る代表的な外傷ですね。何かを踏んでしまったり、ヒールの高い靴を履いている時に足首を内側に捻ってしまい受傷します。
難しい話をすると足関節は内転・回外・底屈という三方向への動きをして靭帯や筋腱を受傷します。この時に足の関節を構成している距骨という骨の亜脱臼を合併している事が多く整復操作をしてあげると早期改善が見込めるケースが多いです。
また、近年では整形外科で10歳以下の捻挫の場合にレントゲンに写らなくても外果の剥離骨折を疑い一週間は固定を推奨しています。過去には捻挫と診断されて剥離骨折を見逃されて固定をしなかった為に1~3ヶ月も痛みが引かなかった例もあるんですよ。捻挫と軽視せずに専門機関を受診しましょう。